2024年12月10日お知らせ

電磁シールド技術に関する特許を取得〜サーバーラックを守る独自の構造で情報インフラとTEMPEST対策に貢献〜

株式会社電磁シールド研究所は、サーバーラックの電磁波シールド構造に関する発明で、特許第7599670号を取得しました。高いシールド性能と実用性を兼ね備えた本技術は、重要インフラや災害時の通信機器保護に加え、TEMPEST対策としても高い効果が期待されます。

概要

 株式会社電磁シールド研究所は、サーバーラックの電磁波シールド技術に関する発明について、特許第7599670号を取得いたしました。

本特許は、ラック筐体およびラック扉の接合部において、導電性材料で形成されたシールドフィンガーや、弾性変形可能なガスケットを備える構造に関するものです。この構造により、ラック内に設置されたサーバーや通信機器を、強い外部電磁波から効果的に保護することが可能となります。

本技術は、災害や有事の際における重要データの保護、通信機能の維持といったインフラ強靭化への貢献に加え、情報漏えいを防ぐ**TEMPEST対策(電磁波による盗聴・漏洩防止)**としても有効な構造を備えています。安全保障や重要情報を扱う環境においても、安心してご活用いただける技術です。

当社は今後も、電磁波に関する研究開発をさらに推進し、災害対策・情報保護・セキュリティの各側面から、安全・安心な社会基盤の構築に貢献してまいります。

■会社概要
会社名:株式会社電磁シールド研究所
所在地:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-14平河町KSビル2F
代表者:代表取締役 石川 裕也
事業内容:電磁波対策製品の研究・開発・製造、シールド技術のコンサルティング、情報インフラ保護に関する提案・支援
ウェブサイト:https://es-tech-lab.jp/

    

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